操作はすべて“ドローン目線”!世界的なロボットバトル大会「ロボマス」に日本チーム初参戦

操作はすべて“ドローン目線”!世界的なロボットバトル大会「ロボマス」に日本チーム初参戦
2018年夏に中国・深セン市で開かれる世界最大級の学生向けロボットバトル大会「RoboMaster 2018」(通称・ロボマス)に日本チームが初めて参戦する。
戦うのは、福岡県の若手技術者や学生たちでつくる「Fukuoka Niwaka」(@FukuokaNiwaka)。チームの中核を担う福岡市のIT企業・ニワカソフト株式会社の糸山晃司さんに出場の狙いを聞いた。
ロボット先進国の中で存在感を
チームは今年10月に結成。11月15日時点で34人(うち学生約20人)が、博多駅前の地下に創設した「ニワカラボ」を拠点に制作や操作練習に取り組む。
ロボマスは、民生用ドローン最大手の中国のDJI社主催で、18年大会は4回目。世界大学ランキング2017でアジア1位の香港大学をはじめ140チームが参加する。
ロボマスターの大会トロフィー 出典元:FukuokaNiwaka公式サイト
ニワカソフトによると、中国国内のみならず、ロボット技術の先進国がこぞって出場しているという。
世界のロボット技術やSTEM(ステム)教育がどんどん進んでいく中で、日本が取り残されるわけにはいきません。
日本、特に福岡はIT都市を掲げているアジアの玄関口です。今後ロボット技術やテクノロジーの面でこの福岡が存在感を高めて牽引していくためにも、その技術力をFukuoka Niwakaが国内外に示せるチャンスだと思っています。
人間の良さを融合したい
ロボマスは、制限時間内に複数のロボットを遠隔操作して相手チームと戦う。ロボットはすべてドローンで撮る映像を通して操作するのが特徴だ。
一般的なロボット競技会と同様にゲーム形式が毎回変更されるため、前年のロボットは使い回せない。今大会はフィールドで互いの基地に攻め込み、基地を落としたら勝利となる。
「ロボット」というと工場で働くロボットのように寸分の誤差もなく正確に動くようなイメージがありますが、実際の競技では対戦型という特徴もあり予想外の出来事が起こることがほとんどです。
そのため、操縦者のオペレーション能力に加えて、メカニックの強度やメンテナンスのしやすさを考慮した設計まで求められます。
出典元:FukuokaNiwaka公式サイト
日本チームは、ロボットと操作する人間の「融合」を重視する。
Fukuoka Niwakaのロボットは、操縦者が無理なく操縦できるようにするためのインターフェースの設計をしたり、自律的な制御で人が操縦するよりも効率良くこなせる動作については自動化したりと、人間の良さとロボットの良さを融合させて最高のパフォーマンスが出せるところにこだわっています。
優秀なメンバーで経験不足補う
まだ半年以上の準備期間があるとはいえ、結成間もないチームの実力は未知数だ。
今回が大会初参加となるため、ずっと参加してきた他チームよりも大会そのものに慣れていないという不利な点があります。
経験の差で勝てない以上、アイデアと技術力と練習量でカバーしていかなければなりません。
出典元:FukuokaNiwaka公式サイト
手探りの開発の一方で、参加メンバーの技能は折り紙付きと胸を張る。
他のロボット競技会で好成績を収めているメンバーが多いことが強みです。
ロボコン・ロボカップなどで見られる1メートルクラスのロボットや、ドローン・二足歩行ロボットなどの特殊な形のロボットなど、様々なジャンルのロボットを開発してきたメンバーが集っています。
各々の知識や経験を集合させれば、素晴らしいロボットを作り上げることができるでしょう。
海外の強豪と渡り合う
現在は、各メンバーの得意分野を生かせるよう、ソフトウェアとハードウェアの2班に分かれて作業に当たる。競技には役割に応じて複数の種類のロボットが必要だが、一部の機体は実際に制作を始めているという。
大きな大会への出場は誇りであると同時に、簡単に負けられないというプレッシャーも感じています。しかし、福岡県内の技術とアイデアを組み合わせれば、海外の強豪とも渡り合えるはずです!
目標は当然、優勝。頑張りますので応援よろしくお願いします!
10月からは「RoboMaster」を題材にした日中合作アニメ「ロボマスターズ」の放送が始まり、国内でもじわじわと大会の認知度が上がりつつある。
▼「ロボマスターズ」PV
業界の将来を担うであろう世界の若者たちが、本気で技術力を試す場に挑む日本代表チーム。その動向から、今後も目が離せない。
Source: プレスリリース新着
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