認知症の進行とともに形が崩れていく「母の編み物」

認知症の進行とともに形が崩れていく「母の編み物」
認知症の1つに分類されるアルツハイマー型認知症。
厚生労働省の情報サイトによれば、男性よりも女性に多くみられ、脳の機能の一部が萎縮していくそうだが、よく知られた記憶障害の他にも様々な症状があらわれるという。
その人の人格さえも変えてしまうというこの病気がどの様なものなのか、その一端が垣間みえる投稿が大きな反響を呼んでいる。
認知症の母が編んだもの
アルツハイマー型認知症の母を持つ34歳の女性が、海外版掲示板redditに投稿した写真がある。
それがこちら。
wuillermania/reddit
投稿によると彼女が22歳の時、母は54歳でアルツハイマー型認知症と診断されたという。現在まで既に12年の月日が流れている。
これらの作品は診断を受けてから1、2年ほどの間、まだ病気が初期の頃に母親が編んだものだそうだ。
病の進行が一目瞭然
それぞれの作品を見ていくと、わずか2年の間にいかに病気が進行したのか一目瞭然である。
コースターだろうか、最初は形も真四角で真ん中には花の様な模様がはっきりと編みこまれている。
wuillermania/reddit
しかし徐々にわずかではあるが、全体の形と中の模様に歪みが生じるようになってくる。
wuillermania/reddit
wuillermania/reddit
本来花の形をしていたモチーフが、次第に何なのかわからなくなっていく。
wuillermania/reddit
wuillermania/reddit
wuillermania/reddit
とうとう四角く編むことができなくなったのか、作品自体の形も変わった。
wuillermania/reddit
形はどんどん歪に…
wuillermania/reddit
wuillermania/reddit
いつの頃だったかは定かではないが、母親はこれ以降好きだった編み物をやめてしまったそうだ。
投稿者の女性は広く病気のことを知ってもらいたいと思い、いかにして母が病に侵されていったのかを見てもらうのが一番と考え、「母が編んだ作品でその変化を察してもらえれば」と、写真を公開したという。
現在母親は話もできず、食事や入浴、着替えなど身の回りのことも自分ではできない状態だが、身体的には比較的安定しており、ホスピスで過ごしているそうだ。
同投稿には14万7000を超えるポイントが付き、寄せられたコメント数も4000件を超え話題に。
家族が同じ病だという人からのコメントや励ましの声が多数寄せられ、投稿者は感謝の言葉を綴っている。
Source: プレスリリース新着
wuillermania reddit2 - 認知症の進行とともに形が崩れていく「母の編み物」